HOME > 「坂の上の雲」ゆかりの地 > 06 東海地方
坪内逍遥住居趾
場所 : 名古屋市中村区名駅3丁目
撮影日 : 2006年08月05日
坪内逍遥は岐阜県の生まれですが、1869年(明治2年)に尾張藩に仕えた父平之進の到仕後に名古屋に引越し、1876年(明治9年)の18歳までここで過ごします。その後逍遥は、寺子屋、県立洋学校、官立愛知外国を経て、県の選抜生となり東京の開成学校(東京大学の前身)に進学し上京します。
名古屋で新しい教育を身につけたエリート逍遥ですが、実はその間、芝居を見たり、通学途中にあった貸本屋「大惣」の雑書を立ち読みしたりして、後年の素養を身につけるのに一所懸命でした。
正岡子規曰く、
「逍遥の『当世書生気質』をよんだのは東京へ出て早々じゃったが、おおげさにいえば読みおわったあとは気が立ってねむれなんだ。そのあと、『妹と背かゞみ』が出たときは、これは書生気質以上じゃと思うた」(『坂の上の雲』一巻「ほととぎす」より)
と、子規は大学予備門の生活のなかで、坪内逍遥に夢中になります。

