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野麦峠
場所 : 岐阜県野麦峠
撮影日 : 2005年10月16日
明治政府は1872年(明治5年)、群馬県に富岡製糸場を開業し、以後「富国強兵」「殖産興業」を合言葉に次々と官営模範工場を開設し、その生糸の輸出により外貨を獲て、外国より戦艦を購入しました。「男軍人 女は工女 糸をひくのも国のため」と工女節で歌われるように日本の経済を底辺で支えたのは、貧しい農家の娘など、まだ10代半ばの少女たちでした。 しかし、 「工女」の労働実態は、過酷で1日15時間以上にも及ぶ長時間労働と劣悪な職場環境により若い生命が奪われたといいます。
本日は、映画「あゝ野麦峠」の舞台となった諏訪から飛騨高山までを車で走ってみました。実際に野麦峠、美人峠を車で越えてみましたが、かなり急勾配な道に運転も慎重になりましたが、これを昔は歩いて峠越えをしていたかと思うと改めてその過酷さを思い知らされます。
高山で広瀬武夫の銅像を訪ねましたが、彼が日露戦争開戦時の危険な旅順港閉塞作戦に自ら志願したのも、その背景には彼女たちのような本国で戦っている人たちの思いを誰よりも良く知っていたからだろうと思いました。

