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見染塚
場所 : 愛知県一宮市木曽川町
撮影日 : 2004年10月10日
明治24年の夏、正岡子規が木曽路を経て美濃伏見から舟で木曽川を下り、北方で下船、木曽川停車場から汽車に乗るつもりで駅前の茶店で休憩します。この時の思いでを、明治32年7月、子規が発表した小作品「旅」の中に記しています。
「一生に只一度の思ひは残る木曽川の停車場にて、田の中に茶屋三軒、其一軒に憩ひて汽車待ち合わせしに、丸顔に眼涼しく、色黒き女、十六ばかり・・・心の奥迄しみこんで・・・其無邪気な顔どうしても今に忘れられず」
女の名は黒田の松本松之介二女わく(明治四年生まれ)といいます。わくはそうとも知らず子規をせきたて汽車に乗せたといいます。
現在はJR木曽川駅近くの公園に「見染塚」として記念碑が建てられています。
なお、木曽川町といえば2006年のNHK大河ドラマ「功名が辻」の山内一豊公の生誕地であります。

