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大河ドラマ Archive

宮崎あおい08年NHK大河ドラマでも主演

 NHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」の主演女優宮崎あおい(20)が、08年大河ドラマ「篤姫(あつひめ)」にも主演することになった。高い演技力が評価され、大河史上最年少の約22歳1カ月(放送開始時)での大抜てきとなった。朝ドラ、大河双方の主演は「ひまわり」(96年)と「利家とまつ」(02年)の松嶋菜々子の例があるが、ともに単独で主演を務めるのは宮崎が初めて。NHKの大きな期待を背負って登板する。

 「主役の篤姫を演じるのは、この方です」。急きょ設定された主役発表会見に宮崎が姿を見せると、約50人の取材陣から「まさか」などとどよめきが起きた。8月11日、同じNHKのスタジオで「純情きらり」のクランクアップを行い涙した宮崎も、あ然とする記者らの顔を見渡して、照れ笑いを浮かべた。

 放送日で計算すると、わずか1年3カ月をはさんでNHKの2枚看板ドラマの顔になる。前例のない人事だが、それも宮崎の実力がさせたものだった。それまでは朝ドラヒロイン=新人女優だったが、NHKは「純情きらり」で40年ぶりにオーディションをやめ、芸歴16年の宮崎を起用した。宮崎も戦争をはさんだ16~27歳の女性の生きざまを期待通りの演技力で表現し、最近6作品では最高の平均視聴率19・1%をマークした。

 「篤姫」の佐野元彦チーフプロデューサーは起用理由を「彼女を『すごいな~』と思い見ているうちに、十代半ばから49歳までの篤姫を1人で演じきれるのは彼女しかいないとほれ込みました」と説明した。

 篤姫は薩摩・島津家に生まれ、第13代将軍徳川家定の正室となった女性。23歳で未亡人になり、江戸城無血開城の実現に尽力するなど波瀾(はらん)万丈の生涯を描く。映画を“本籍”にしてきた宮崎は、99年大河「元禄繚乱」にわずかに出演したが、時代劇に本格的に取り組むのはこれが初めてだけに、新しい挑戦でもある。「朝ドラで幸せな10カ月をすごし心も体も空っぽになりました。だからまた大河で1人の女性として生き抜き、1年間を幸せな時間にしたいと思います」と決意を語った。

 NHK木田幸紀ドラマ部長が「20代女優ではずば抜けた演技力」と絶賛する宮崎が、今度は大河の救世主になりそうだ。

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頼山陽をNHK大河ドラマに

広島ゆかりの漢学者で、詩人の頼山陽を題材にしたNHK大河ドラマを実現しようと、東広島、竹原両市の経済人が中心となり、大河ドラマ化推進期成同盟会を設立した。作家見延典子さん=広島市佐伯区=が中国新聞に連載中の小説「頼山陽」を基に、3―5年後の実現を目指す。同盟会は両市の商工会議所や竹原頼山陽顕彰会の役員らで構成。今後は機運醸成のため、署名運動も展開し、NHKに働きかける。

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村上水軍の復元船を廃棄…尾道市

1億円を投じて復元され、NHK大河ドラマ「毛利元就」や映画「あずみ」に登場した戦国時代、村上水軍の主力船「大阿武船(おおあたけぶね)」が解体、廃船される。旧広島県因島市が9年前、PR用に建造したが、平成の大合併で同市を編入した尾道市が「自力航行できず、利用価値がない」と判断した。保管料だけで年300万円。解体にさらに約700万円かかり、識者は、税金の〈無駄遣い〉に疑問を投げかける。

大阿武船は全長約25メートル、幅7・5メートル、重さ約100トン。戦国時代末期(16世紀後半)に登場した水軍の大将船。「日本初の大型専用軍船」といわれ、約150人乗り。

復元船は実物と同じ大きさで、当時の文献や江戸時代の図面などを基に設計。自治体の地域振興が目的の日本宝くじ協会の助成制度で1997年5月に建造。同年6月に「毛利元就」の海戦シーン、2002年10月には東宝の映画「あずみ」の撮影などに使われた。

しかし、えい航に1回100万~200万円かかるため、大半の期間、造船会社のドックで保管され“雨ざらし”に。甲板に穴が開き、見学もできない。保管料は年間300万円かかり因島市と合併した尾道市が廃船費700万円を計上、今年度中の廃船を決めた。

映画「あずみ」を制作した東宝宣伝部の鈴木雅彦さん(39)は「あれだけ大きな船のセットは造れず、映画がいい仕上がりになった。なくなるのは惜しい」と話す。

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