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子規の自筆選句集見つかる、2千万円でオークションへ

近代俳句の祖とされる正岡子規(1867~1902)が、自身や友人の夏目漱石の句などを収録した自筆の選句集が発見された。

存在は知られていたが、実物は確認されていなかった。3日から東京都千代田区で開かれる古書オークションに、最低価格2000万円で出品される。

選句集は「なじみ集」という題が毛筆で書かれており、337丁(1丁は2ページ相当)。1894年(明治27年)ごろの編集とみられる。巻頭に俳諧の師であった大原其戎(きじゅう)を置くなど、子規の句歴とかかわりが古い順に、同時代の俳人や友人など約90人の句を収録している。

中には子規自身の作品や、夏目漱石の号「凸凹」の17句、門下の河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)や高浜虚子の句もあり、句の上には新聞などに発表するための分類とみられる◎などの印も打たれている。

子規を研究している和田克司・大阪成蹊短大名誉教授は「これほどの自筆稿本がまとまった形で残っていたのは驚きだ。写生に目を開いて俳句革新の考えを確立していく時期にあたり、他の人の作品を読んで特性を際立たせるのに役立てていたのではないか」と話している。

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