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じょうい【攘夷】

攘夷は夷狄を攘う、斥けるの意味で、元来は中国の儒教において、礼の有無を基準とする華夷観念にもとづき自国を中華、周辺の諸民族を夷狄として賤しめ、中華への服従と感化を正当化する差別意識。
日本の古代では、都を遠く離れた地域に住む熊襲や隼人・蝦夷などを夷狄としたが、近世以降は使用諸国を夷狄とした。
西洋諸国が強大な軍事力を背景にして日本に開国と貿易を迫ったことから、国家的・民族的危機意識にもとづく攘夷論が高揚し、外国公使館の焼討や外国人の殺傷事件がおこった。
幕府が西洋諸国の圧力に屈すると、攘夷論はやがて倒幕論と結びつき、幕府崩壊の一因となった。


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