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さかのうえのくも【坂の上の雲】
著者は司馬遼太郎。昭和43年~47年(1968年~72年)発表。全八巻。
極東の小国だった日本を日露戦争で勝利に導いた軍人・秋山好古・秋山真之兄弟と、 文学界に大きな足跡を残した俳人・正岡子規を中心に明治人の青春群像を描いた歴史長編小説。 無名の登場人物達がリーダーをいかに支え、また個人としていかに行動したかに焦点を当てた作品。 歴史小説ながら、登場人物達の行動・判断はビジネスマンのバイブル書として広く支持されている。 最近では女性雑誌にも紹介されており、社会で戦う"働く女性"からの支持が増えている。
2007年以降の予定で21世紀スペシャル大河「坂の上の雲」としてNHKが放映化を決定。
また、主人公の出生地である松山市では「坂の上の雲まちづくり」を推進している。
【タイトル「坂の上の雲」の意味するところ】
楽天家たちは、そのような時代人としての体質で、前をのみ見つめながら歩く。
のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶(いちだ)の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。(第一巻「あとがき」より)
押し寄せてくる欧州の植民地政策によりアジア諸国が次々と隷属する中、日本だけは富国強兵をスローガンに近代化を図ることで列強の脅威と対峙する。 「サルまね」と揶揄されながらも、日本が生き残る道に向かって、ただひたすら前をのみ見つめ駆け上っていった。
