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おおやまいわお【大山巌】
1842年(天保13年)10月10日生
1916年(大正5年)12月10日没
鹿児島藩士。
藩閥政治家・陸軍軍人、元老・元帥・公爵。
西郷隆盛のいとこ。
初名弥助。
江川塾で砲術を学び弥助砲を開発。
明治維新後フランスに留学して軍事学を学び、日本陸軍の建設にあたる。
陸軍卿・参謀・参謀本部長を歴任。
1885年(明治18年)第一次伊藤内閣の陸相。
日清戦争では第二軍司令官、日露戦争では満州軍総司令官を務めた。
長州閥の山県有朋と並ぶ陸軍の実力者。
1914年(大正3年)大臣。
【逸話】
大山大将が陸軍卿をしていたころ、当時は軍備拡張の最中であるから、御用商人が沢山押しかけて、甘い汁を吸おうとしていた。
ある商人が大山に真綿を贈った。いわゆる贈賄である。
と、大山はその真綿を、縄で応接室の天井につるしておいた。
来客がこれを見て、
「なんですかあれは?」
というと、大山は笑いながら、
「綿だよ。もらったが置くところがない。仕方ないので吊るしておいたのだ」
客たちはウッカリしたことはできない、と心のなかで考えた。
