HOME > 「坂の上の雲」人物・用語辞典 > 人物・用語


みかさ【三笠艦】

三笠
*写真は日本海海戦直後の三笠でマストが破損している

日露戦争時の連合艦隊旗艦。
排水量15,362トンの一等戦艦。
速力18ノット、全長121.92メートル、12インチ砲4門、6インチ砲14門、乗員830名。
1898年(明治31年)12月、英国ヴィッカース社に発注され、1902年(明治35年)3月1日にサウスハンプクトで竣工。
同年5月18日、横須賀に回航された。
12インチ連装砲塔2基・18ノットの性能であり、プレ・ドレッドノート級戦艦の典型といえる。
防御法に特色があり、表面を硬化させたクルップ滲炭鋼を全画的に採用していた。
また副砲の防御も、一門ずつ防御せずに片舷5門を砲郭に収容して、これ全体をアーマーで覆う方式を採用。
日露戦争時には東郷平八郎大将以下の連合艦隊司令部が座乗、黄海海戦日本海海戦で艦隊の先頭に立った。
講和直後の1905年(明治38年)9月11日に、佐世保港内で火薬庫爆発のため沈没するが、翌年引き揚げられその後第一次大戦にも参加。
シベリア出兵を支援中の1921年(大正10年)9月15日、沿海州アスコルド水道で座礁した。
離礁して横須賀に回航されたが、1923年(大正12年)9月1日の関東大震災に遭い再び大破した。
同年ワシントン海軍軍縮条約により除籍され、横須賀の白浜海岸に着底して記念艦となる。


カテゴリ :      主要用語   軍艦・軍船


関連書籍