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やまもとごんべえ【山本権兵衛】

1852年10月15日~1933年12月8日
海軍軍人。
政治家。
鹿児島藩出身。
薩英戦争・戊辰戦争に従軍。
明治維新後海軍で累進、軍務局長などをへて第二次山県内閣~第一次桂内閣の海相。
西郷従道らのもとで日本海軍の育成に貢献し、薩摩閥の後継者となった。
1904年(明治37年)海軍大将。
1913年(大正2年)大正政変により政友会を与党に第一次山本内閣を組織し、軍部大臣武官制の現役規定を廃止したが、翌年シーメンス事件で退陣。
【逸話】
山本権兵衛は世界三大海軍建設の父といわれるほど、日本海軍の建設に力あった人だが、一方ではまた辣腕家でもあった。山本が海軍少佐になったとき、海相に就任したのは、陸軍中将の西郷従道である。当時はこういうこともあった。
西郷が海軍の概況書提出を山本に命じると、彼は苦心して書き上げて提出したが、一週間で返ってきた。山本は海相にむかって、
「閣下、閣下は陸軍では将軍ですが、海軍では新参者ではありませんか。山本は海軍に生まれ、海軍に育ったものです。たとえ少佐でも海軍では私のほうが、大臣より古参です。その私が七ヶ月かかって調べたことが、一週間でもうよろしい、わかったとは何事ですか」
西郷海相は、ナルホドと調査書をもう一度読み返したという。
